環境Environmental

いちごグループの取り組み

心築(しんちく)の社会的意義

建物を「壊す」から建物の価値を「活かす」

現存ストックを有効活用し、
不動産の経済耐用年数の長期化、質の向上を図る
現存ストックを有効活用し、不動産の経済耐用年数の長期化、質の向上を図る

地球に優しく安全性に優れたクリーンエネルギー

  • 年間発電量
    217,758,958 kWh

    約72,586世帯分の
    年間消費電力を発電
    • 電気事業連合会資料
      1世帯当たりの年間消費電力 3,000kWh
  • 年間CO2削減量
    124,281,000 kg

    約54,035台分の
    年間CO2排出量を削減
    • 環境省資料
      車の排出ガスによる年間CO2排出量 約2,300kg/台

(2021年7月~2022年6月いちごグリーンおよびいちご合算値)

自然災害への対応

多発する自然災害(地震、大雨、台風等)において、
保有するすべての不動産、発電所で人的・物的被害はなし

不動産:常に安全性確保と耐用年数向上に向けた工事を実施
発電所:適正な立地選定、地域特性に合わせた綿密な設計

安心、安全な管理体制

  • 大雨、台風発生前の止水板や土のう設置等の事前対策
  • 人的な安全を最優先し、プロパティマネジメント(PM)会社等と連携のうえ、被害の有無を早急に確認
  • 社内エンジニアリングチーム等が災害当日に現地入りし、エリアに保有する物件すべてを目視確認、二次被害防止、物件価値の維持
  • 災害時、保有物件の被害状況確認、情報共有を目的とした自社開発システム「サスポート」を導入

サステナブル不動産の取り組み

GRESB リアルエステイト評価

GRESBリアルエステイト評価は、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設された、不動産セクターの環境・社会・ガバナンス(ESG)のパフォーマンスを測る年次のベンチマーク評価です。
いちごホテルは、2023年のGRESBリアルエステイト評価において、相対評価に基づく「GRESBレーティング」(5段階評価)で2年連続で「2 Star」の評価を取得いたしました。また、ESG推進のための方針策定や組織体制などを評価する「マネジメント・コンポーネント」および保有物件における環境パフォーマンスやテナントとのリレーションを評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の両面が評価され、「Green Star」を3年連続で取得いたしました。
なお、ESG情報開⽰の充実度を測る「GRESB開⽰評価」においても取り組みが⾼く評価され、最上位の「Aレベル」の評価を取得いたしました。

GRESB

BELS

BELSとは「非住宅建築物の省エネルギー性能を評価する」公的制度です。新築建物、既存建物に関わらず様々な尺度を基に第三者機関が省エネルギー性能を評価する制度であり、国が定める建築物エネルギー消費性能基準に基づく一次エネルギー消費量から算出されるBEI(Building Energy Index)の値によって評価され、省エネルギー性能ラベリングが5段階(最高評価★★★★★)で星の数により表示されます。

BELSについて

    CASBEE札幌

    「札幌市建築物環境配慮制度(CASBEE札幌)」は、「環境に配慮した建築物」の普及・促進を図ることを目的として、延べ面積300平方メートル以上の建築物の新築、増改築を行う建築主等が、自らその建築物に係る環境に配慮した事項について評価を行い、その結果(建築物環境配慮計画書)を本市に提出することを条例で義務付けている制度です。

    CASBEE札幌について

      環境パフォーマンス

      GHG排出量削減の実績推移

      この表は左右にスクロールできます。

      2019年度 2020年度 2021年度
      保有物件数(期中取得・譲渡物件を含む) 22 23 23
      エネルギー消費量 総量
      [mWh]
      44,174.54 25,224.34 28,433.56
      原単位
      [mWh/m2
      0.569 0.536 0.480
      (うち、再生可能エネルギー)
      [mWh]
      (-) (-) (272)
      温室効果ガス排出量 スコープ1+2
      ロケーション基準
      [t-CO2]
      12,200.66 7,733.69 8,434.19
      マーケット基準
      [t-CO2]
      12,082.43 7,908.81 8,601.63
      スコープ1+2+3
      ロケーション基準
      [t-CO2]
      16,270.26 11,267.12 12,174.21
      マーケット基準
      [t-CO2]
      16,152.03 11,442.23 12,341.66
      水使用量 総量
      [m3
      349,430.24 213,526.30 270,436.00
      原単位
      [m3/m2
      4.497 4.536 4.566

      GHG排出量削減目標

      2030年目標
      Scope1 + Scope2 GHG排出量 2019年度比 50%削減
      Scope3 GHG排出量 2019年度比 30%削減

      ・2050年までのネットゼロおよびクライメート・ポジティブの達成
      (温室効果ガスにおける削減量が排出量を上回る状態の実現)

      消費電力の再生可能エネルギーへの切り替え

      いちごホテルのスポンサーである、いちご株式会社が加盟している「RE100」の趣旨に鑑み、2024年までに事業活動で消費する電力の100%を、再生可能エネルギーに切り替えていく